長期間にわたってお金を借りた場合には、過払い金が発生していることがあります。
過払い金とは、長期間にわたって借り入れをすることによって、利息を支払いすぎることによって発生するお金のことです。
払いすぎたお金は司法書士や弁護士に相談することによって取り戻すことが出来ます。
そのためには、まず弁護士や司法書士を見つけるところから始める必要があります。
見つけるときには、ランキングや比較サイトを活用して探してみるといいでしょう。
また、実績によって比較するのもいいです。
たくさんの実績を持っているベテランの弁護士に依頼をすることで、交渉力があがり、取り戻せる金額も大きくなります。
過払い金の請求をするときには、無料相談をすることで現状を把握してもらったり、収支のバランスを伝えることでアドバイスをもらえることもあります。
実際に過払い金の返還請求をするときの流れは、最初に消費者金融などから利用履歴の取り寄せを行います。
この作業は司法書士や弁護士の人がしてくれるので、利用者は依頼をするだけですみいます。
利用履歴の取り寄せを行ったあとは、利息の再計算を行います。
ここで、法律で定められている金利よりも高い金利で支払を続けている場合に払いすぎた利息が発生します。
払いすぎた利息を計算することが出来れば、あとは専門家の人が消費者金融などと交渉を行います。
交渉をする場合には、話し合いだけで済ませる場合と裁判まで進む場合があるので、どちらにするかは依頼者によって決めることができます。
話し合いだけで終わる場合には、そこまで長い期間はかかりませんが取り戻せるお金は半額くらいです。
裁判で決着をつける場合には、取り戻せる金額が大きくなりますが長い期間がかかることを知っておきましょう。
依頼をするときには、費用が掛かることも知っておきましょう。
支払う費用には成功報酬と着手金の２種類があります。
成功報酬は、交渉が終わり、過払い金が回収できたときに発生するもので、パーセンテージで提示されることが多いです。
着手金は回収の成功の有無に関係なく発生する費用です。
この二つの費用は弁護士によっても相場が異なるので、実際に利用する前にチェックしておくといいでしょう。
着手金の相場に関しては、一般的に１万円から２万円を設定しているところが多いです。
依頼をするときには、どのような費用が掛かってくるかも計算して、正式に依頼をするといいでしょう。
