過払い金を回収できない3つのケースとは？10年の期限に注意！

消費者金融を利用している場合には、完済をしたあともすることがあります。
それは、過払い金の返還請求を行うことです。
払いすぎた分の利息は取り戻すことができ、そのためには弁護士や司法書士に依頼をするといいでしょう。
電話やインターネットで無料相談を行っていたり、無料で過払い金が発生しているか調査してくれるところもあるので、上手に活用してみるといいでしょう。

絶対に過払い金が発生するわけではなく、状況によっては回収できないこともあるので、いろいろなケースを把握しておくことが大切です。
回収できないケースとしては、主に３つあるので理解しておくといいでしょう。
１つめは、回収ができる期限が過ぎた場合です。
一般的には完済をしてから１０年間は過払い金の請求ができるようになっています。
１０年を過ぎてしまうと返還請求をする権利がなくなるので、回収できない状態になってしまいます。
２つめは、借入をしていた会社が倒産してしまった場合です。
総量規制や返還請求の要求が殺到した場合には、消費者金融も倒産することが考えられます。
そのため、できるだけ早い段階で払いすぎた利息を回収するようにするといいでしょう。
３つめは、違法業者から借入をしてしまった場合です。
違法業者の場合には、金利も法外に高いことがあるので、注意が必要です。
弁護士や司法書士をつかっても回収できないので、違法業者ではなく、正規の業者から借入をするようにしましょう。

回収できない事態を防ぐためには、できるだけ早い段階で弁護士や司法書士に相談をしてみるといいでしょう。
また、借入をしていた時期によっては、過払い金が発生しないケースもあるので気を付けましょう。
借入をしていた時期や期間によって、金額は変動するので、司法書士や弁護士などの専門家に依頼をして再計算をしてもらうことが大切です。
無料で調査をしてくれるサービスもあるので、弁護士に依頼をするまえにはどのくらい返還請求ができるのかを把握してから行うと赤字になることもありません。

消費者金融を利用していて、完済をしたあとになにもしていない人は今からでも弁護士などの専門家に相談をしてみるといいでしょう。
無料相談の場合には、相談するのにお金がかからないので便利です。
払いすぎた利息がない場合でも結果だけをきくことができます。
一度調べてみるだけでも取り返せるお金があるか知ることができるので、利用者にとってもメリットがあります。