消費者金融を利用したことがある人は、完済をしたらすべて終わりではありません。
そこから、過払い金請求をすることによって、払いすぎた利息を取り戻すことができるケースもあるからです。
過払い金請求をするのは大変だと思っている人も一度は弁護士や司法書士に相談をすることによって、返還請求をするアドバイスをもらうことができます。
それほど大変な作業ではないので、返還請求をする流れを知っておくといいでしょう。

しかし、誰もが過払い金の返還請求ができるわけではないことを知っておきましょう。
法律で定められている金利以上で貸し付けを行ってい場合には、支払いすぎた利息が発生することがあります。
長期間にわたって支払いを続けている場合には、払いすぎた利息があるケースが多いです。
自分で再計算をすることは難しいので、専門家に依頼をしてみるといいでしょう。
電話相談やインターネットで相談をすることができるのでアドバイスをもらってみるといいでしょう。
また、相談料に関しては無料にしているところが多いので、確認してみるといいです。

過払い金が発生している条件としては法律が改正される前に借入をしているところです。
法律が改正されてから借入をしている人は、法律の範囲内での貸し付けを行っているところが多いので過払い金が発生していないケースが多いです。
法律が改正される前か後かわからない場合には、無料で調査してくれる弁護士を見つけるといいでしょう。
利用した年数や会社名を知らせることによって、どのくらい払い過ぎているか計算をしてくれます。
利用した年数に関しても具体的ではなく、だいたいの年数で対応してくれるので安心して調査をしてもらいましょう。

払いすぎた利息が発生している場合には、依頼をしてみるといいでしょう。
依頼料に関しては着手金と成功報酬の2つがあるので、事前にチェックしておくといいです。
着手金は回収の有無にかかわらず発生する費用です。
成功報酬は回収できたときのみに発生する費用で、回収できた金額の2割程度が相場となっています。
回収の方法に関しても話し合いだけで交渉をするのか裁判をするかによって回収できる金額と期間が異なります。
話し合いだけで回収をする場合には、半額ほどの回収となりますが回収する前の期間は短いです。
裁判の場合には回収できる金額は満額に違いですが、期間が長くなってしまいます。
どちらの回収方法を選ぶかは利用者の状況によって違ってくるので、判断をしっかりと行いましょう。